セキセイインコの鳴き声一覧

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2015-07-24 16.50.08

うれしくてウキウキ、ワクワク、嬉しそうな鳴き声。 ちょっとすねて、さびしそうな鳴き声。 なんだか機嫌が悪そうな鳴き声。セキセイインコの心の動きはとても深く、鳴き声と体の動きで目一杯気持ちを表現します。 本記事ではセキセイインコの鳴き声別に、その時の気持ちついて解説します。鳴き声の裏に隠された意外な心情がたくさん登場すると思います。(写真はピーナッツ君がもぞもぞされて気持ちよさそうにしている写真です)

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鳴き声一覧

「ピュロロピュロロ」と鳴く

「ピュロロピュロロ」と鳴くのは、オスからメスへのラブコールです。ラブコールという事でオスがメスの気を引こうとしたり、他のオスに対する縄張りを主張したりする「さえずり」のひとつと言われています。飼育されているインコにとって飼い主は愛する存在。遊んでいるときや撫でられているときに、同じように鳴くことがあります。

「ピッ」と鳴く

「ピッ」と鳴くのは、不審なモノや見慣れないモノ、初対面の人を見たとき、聞き慣れない音がしたりなど、、何かに強い不安を感じたときに鳴くことがあります。セキセイインコはとても臆病な生き物です。人から見るとなんでもないようことでも、心底怯えてしまうのです。「ピッ」と鳴いている時は相当なストレスを抱えている状態です。ストレスの原因を突き止め、取り除いてあげてください。

「チッチッチッ」と鳴く

嬉しくて興奮が高まっている状態の時に「チッチッチッ」と鳴くことがあります。ラブコールや呼び鳴きのように相手にアピールするものではなく、思わず出てしまった独り言のようなもので、意図せずに出てしまう地鳴きのひとつです。この時のセキセイインコは、新しいおもちゃや遊びなど、好奇心を刺激されるものに出会って、とてもわくわくしています。

「ギャギャギャ」と鳴く

ご飯中や一人遊びに夢中な時に邪魔されたり・攻撃されたりすると、相手への威嚇の意味を込めて「ギャギャギャ」と鳴きます。この時のセキセイインコの顔は目が吊り上がり、明らかに機嫌が悪いのが見てとれます。威嚇以外にもテンションが高いときなど、意味なく「ギャギャギャ」と鳴く場合もありますが、こういった状態になったらしばらく放っておきましょう。少し経てばさきほどまでが嘘のようにケロッとしてるでしょう。

「ウー」と鳴く

あまり頻繁には出ませんが、たまに「ウー」と鳴きます。これは犬のうなり声と同じで、相手への警戒・警告の意味が込められています。「ギャギャギャ」ほど強い威嚇ではありませんが、機嫌が悪いのは間違いありません。この状態になったときも下手にちょっかいを出さずに放っておきましょう。

「クククッ」と鳴く

たまに小さな声で「クククッ」と鳴くことがあります。
これは人間でも楽しいときに思わず「ふふふっ」と出てしまいますよね。つい思わず出てしまうアレです。インコは「群れの仲間」を意識しますから、家族がテレビの前で笑っていたり、盛り上がったりすると同調したくなっちゃうんです。「クククッ」と聞こえたら、インコも楽しいんだなと声を掛けてあげてくださいね。

ぶつぶつと呟く

落ち着いて過ごしている時にぶつぶつと呟いているのは、心地良さのあまりつい口をついて出てしまう独り言です。人間が湯船につかって「ふあー」っと声を出すのと似たようなもの。意図して発声したものではなく地鳴きのひとつです。

大きな声で「プシュ」と鳴く

インコのくしゃみは「プシュ」という短い音です。人間と同じように、羽毛やゴミで鼻がむずがゆくなった時や、炎症を起こしていたりするとくしゃみが出ます。また気道炎やクラミジア症などの病気にかかっている場合、くしゃみの後に鼻水が出て鼻孔の周りの羽毛が濡れています。よく観察して、鼻水が出ているようなら動物病院を受診しましょう

飼い主の姿が見えなくなると「ピーピー」と鳴く

野生のセキセイインコは群れで暮らしています。本能からなのか飼われたセキセイインコは一人きりにされるのを嫌います。飼い主の声が聞こえるのに姿が見えなかったりすると、「帰ってきてー」「寂しいよー」と鳴いてアピールします。仲間を探して呼ぶ、いわゆる呼び鳴きという鳴き方です。ただし飼い主が外出したりと、完全に近くにいないのが分かれば鳴きませんし、一人遊びも得意なのでご心配なく。

名前を呼ばれて「ピュイッ」と鳴く

セキセイインコが最初に覚える人間の言葉は「自分の名前」と言われています。理由は単純で最も耳にする機会が多いからです。飼い主が名前を呼ぶと、自分のことだと理解して、元気よく返事をします。このときのセキセイインコは「なになに?なにか楽しいことでもあるの?」と、これから起こる出来事に期待に胸を膨らませている状態です
また名前を呼ぶときには元気な声で呼んであげてくださいね。当然人間の言葉の意味は理解できませんが、飼い主の声のトーンひとつで気持ちや愛情が伝わるものです。

電子音を真似する

スマートフォンの着信音やパソコンの起動音、カメラシャッター音など、電子音を真似するセキセイインコは多いものです。我が家のピーナツ君はLINEのメッセージ着信音が大得意。間違えて何度スマホをチェックしてしまったことか笑。こういった電子音はよく耳にするうえ、インコの舌の構造上「パ・ピ・プ・ぺ・ポ」といった音を発声しやすいということも関係があるのだと思います。さらに真似をしたときに飼い主が「なんだ間違えちゃったよ!」なんて反応してくれたら、しめたものです。ますます調子に乗って真似っこの練習に励むようになりますよ。

人の言葉を話す

飼育されているセキセイインコにとっては、一緒に暮らす飼い主や家族は「群れの仲間」です。人の話す声や言葉がこの群れでのコミュニケーション手段だと理解すると、自分の同じ声を出したいと望み、そのために努力します。持ち前のチャレンジ精神もあり、言葉を覚えることはインコにとってやりがいのある楽しい作業のひとつです。ゴニョゴニョとさえずっているときは、新しい言葉を覚えるべく自主練習中です。覚えた言葉を話した時に飼い主に褒められると、その反応が嬉しくてもっとおしゃべりを覚えます。セキセイインコのさえずりは基本的にはオスからメスへの求愛行動に使われるものなので、一般的にはオスのほうが口数が多く、言葉を覚えやすいと言われています。また女性や小さな子供など、比較的高音で聞き取りやすい声の方が言葉を覚えやすいようです。

「ふわ~っ」とあくびをする

インコもあくびをすることがあります。飼い主にケージの外でたくさん遊んでもらい、お腹も満たされたお昼寝どきなど、リラックスしているときに見られるあくびは、たいてい眠気からくるものです。インコも人間と同じでお昼後に眠気に襲われるんですね。羽をふわっと膨らませて、目もしょぼしょぼさせてそれはそれは眠そうにしています。また、緊張によってあくびをすることもあります。例えば、初対面の人と接しているときなどにしきりにあくびをするときがあります。自分の心を落ち着かせようとする無意識の行動のようです。この時のセキセイインコは、体が細くなり目も見開かれてどこか不安げに見えます。

気を付けなければいけないのは、数日間頻繁なあくびが止まらないときです。「そのう炎」や「気道炎」などの病気が疑われます。のどに違和感を感じあくびをしているのです。すぐに動物病院に連れていきましょう。

「ギョリギョリ」いう

「ギョリギョリ」という音は、上下のくちばしをこすり合わせている音です。セキセイインコが満足し、安心して眠りにつく前の準備で、人間の「歯磨き」と同じようなものです。セキセイインコのくちばしは、下側の先端が鋭くなっていますが上下をこすり合わせるとことで、この部分を研いでいるのです。この音が聞こえたら「もう寝るよ」のサイン。よく眠れる環境を整えてあげてください。

寝言のようにぶつぶつ呟く

セキセイインコもぶつぶつと寝言を言います。人間と同じように浅い眠りのときに夢を見ると言われています。また寝言だけでなく、止まり木の上で寝ていたと思ったら寝ぼけて落っこちそうになってバタバタと慌てることもあれば、いきなり夢からさめてブルブルと体を震わせることもあったりと。このあたりの仕草は人間とよく似ていますね。ちなみに我が家のセキセイインコのピーナツ君は時折自分の寝言にびっくりして起きてしまっています笑。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本当に可愛いですよね。そして、愛鳥のセキセイインコが何を考えているのか少しだけでも理解できるようになったのではないでしょうか。何を考えているか分かると愛情が増しませんか♪良いインコLIFEを!

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